以前訪れたイタリアン「IRORI」のマスターにおいしいと教えてもらって、生田の「中国料理 一沙」を訪れた。なんでもオーナーが料理の鉄人・陳健一の元で20年ほど修行していたらしい。駅からは少し遠いので、車で訪れた。店の前に3台駐車スペースがあるが、あいにく埋まっていたので、近くのコインパーキングに駐車して店内へ。閑静な住宅街の中にある店舗であるが、店内は多くのお客さんで賑わっていた。
入ったときに「予約はしていますか?」と聞かれて、「う、まずい、そっちのタイプの中華だったか」と思ってしまった。というのも住宅街にあるので完全に町中華的な雰囲気を想定していたのだけど、割としゅっとした綺麗めな感じの中華料理屋なんである。カウンター席に空きがあったので入れたので良かった。ランチはセットが1500円で統一されている感じ。自分は陳マーボードーフ定食を頼んだ。
着席した後に連れと「陳マーボードーフってよく聞くけどやっぱり陳健一の流派の麻婆豆腐をそう呼ぶのかな」みたいなことを話していたら店員さんが「それは違くてもともとは陳さんっていう女性の方が由来なんですよ、顔にこぶというかアバタがあって、それが麻の文字で、お婆さんだったんで、それで豆腐料理なんで、麻婆豆腐となったわけで」、というようなことを教えてくれた。ネットで調べてみると確かにそのように書いてあり、これは一ついい蘊蓄を仕入れてしまったと嬉しい気持ちがしたものだ。


陳健一流派の麻婆豆腐は以前に相模原市の「道」でも食べたことがあるがうまい。
うまいし・・・かなり自分の好みだ。辛すぎずかといって甘くもなくぴりりとした香りが立っていて気品を感じる仕上がりとなっている。「道」の麻婆豆腐もかなりうまかったが、「一沙」も負けず劣らずうまいと思った。かなりいいお店を見つけてしまった。やはり人においしいと教わったお店にアクセするといいことがある。ごちそうさまでした。