大学時代の友人と待ち合わせて行ってみたかったナイジェリア料理「エソギエ」へ。
この店は辺境作家の高野秀行さんがXで絶賛をしていてその存在を認知した。
新宿駅で待ち合わせて三丁目方面へ。新宿からも歩いていけるが、最寄駅は新宿三丁目。
ビルの階段をあがっていく。

店内についてまずはカールスバーグ(700円)で乾杯をする。
ナイジェリアの地ビールも提供しているがあいにく品切れとなっていた。

つまみはその名前が気になる「ゴォンゴォン(830円)」とおすすめメニューの「エソギエサラダ(700円)」


ゴォンゴォンは日本でいうところのハチノスに近い料理だろうか。味付けがスパイシーで酒との相性がとてもいい。エソギエサラダはフレッシュなトマトにハーブをあえた料理。トマトの酸味とハーブのさわやかな抜け感が食べていて気持ちがいい。
続いてお酒のおかわりでこれまた名前が珍しい「オゴコロ(900円)」を注文。
メニュー表によると、「疲労回復などに効く木の皮や根をジンに漬け込んだナイジェリアの地酒」
店主のラッキーさんにおすすめされたソーダ割りでいただく。

爽やかな風味が口の中に広がる。だんだんと酔いが回るのを感じてきたが、良い酒を飲んでいる時は気持ちが良い。
ボトルも見せてもらった。本当に木の皮を漬け込んでいる。


締めの一品として「オクラシチューとアマラ(1500円)」とオゴコロのウォッカベースもいただく。
オクラシチューは通常はフィッシュベースだが、ヤギ肉にできるとのことでそちらを頼むことにした。
オクラシチュー。

アマラ。キャッサバが原料らしい。

シチューをかけてたべる。

キャッサバの粘性のある食感と甘みとヤギ肉と渾然一体となったオクラシチューが絡み合い、まさに新しい体験をしている、と感じる逸品だった。
最後にオゴコロのウォッカベース。

会計は二人で8,800円ほど、ごちそうさまでした。
辺境作家の高野秀行さんも「本場のナイジェリアで食べるよりおいしい」と評しており、大満足の食体験だった。
店主のラッキーさんもとても気さくな方で、楽しい夜を過ごせた。